外壁改修Q&A

Q3. 一般的な外壁改修工法にはどのようなものがありますか?

一般的な外壁改修工法には、主に「樹脂注入工法」と「外壁複合改修工法」があります。それぞれ劣化の状況や目的に応じて使い分けられます。

樹脂注入工法

樹脂注入工法は、タイルやモルタルが浮いている箇所に、エポキシ樹脂などの補修材を注入して再接着させる部分的な補修方法です。

この工法は、比較的費用が安く、短期間で施工できるというメリットがあります。しかし、浮きが確認された部分のみの補修となるため、施工していない別の箇所で新たに浮きや剥落が発生するリスクが残ります。

外壁複合改修工法

外壁複合改修工法は、外壁全体にわたる剥落を防止するために、外壁全体を一体化させる広範囲な改修方法です。既存の外壁にアンカーピンを挿入し、その上から補強層を設けるなどして、外壁全体を強固に固定します。 この工法は、部分補修では対応できない大規模な劣化や、将来的な剥落リスクを根本から解消したい場合に適しています。初期費用は高くなる傾向にありますが、長期的に見て建物の資産価値と安全性を維持できるという大きなメリットがあります。

外壁のはく落と改修について詳しくは「KGKの外壁改修工法」をご覧ください。