学校・公共施設管理者の方へ
安心・安全な学びの場を
未来へつなぐ
外壁剥落防止工法で予防保全

老朽化した学校施設ではタイルやモルタルの落下事故が報告され、
児童・生徒の安全確保のためメンテナンスが急務です。
また、自然災害の増加に伴い防災拠点の重要性が高まる中、
外壁剥落による二次災害を防ぐ予防保全は、安全な防災拠点実現に不可欠です。

学校

事故が起きてからでは遅い!
事後保全ではなく予防保全の考え方のもと、
国交省の監理指針にのっとった外壁改修工事をご検討ください。

学校施設老朽化による危険性

昭和50年代に建設された
学校の改修が急務です

昭和50年代に多くの学校が建設されましたが、それらの老朽化が進んでいます。建築から25年以上が経過し、改修工事が必要な学校施設は全国で75%を超えると言われています。特に40年を超えた鉄筋コンクリート造の建物に関して多くの剥落事故が報告されています。

小中学校施設全体の
59%で改修が必要です。
グラフ

全保有面積15,739万㎡のうち、
経年25年以上のものが約78%

矢印

経年25年以上の面積12,240万㎡のうち
改修を要する面積が9279万㎡

学校建物(鉄筋コンクリート造)の
剥落事故事例

実際に学校施設で発生した老朽化した建物からモルタル等が落下した事例です。

校舎の2階庇のコンクリートの一部が落下。

落下片大きさ:こぶし大

事故事例
事故事例

校舎屋上付近の外壁のモルタルの一部が落下。

落下片大きさ:15cm×50cm×1cm(約1.8キロ)

事故事例
事故事例

その他の事例はこちらのリンク先でご覧になれます。

出典:学校施設の維持管理の徹底(外壁落下事故等の防止)について

こんなところが危ない!
学校建物の危険箇所

過去の外壁落下事故等の特徴としては以下のことが挙げられています。

  • 概ね築40 年を超える※1鉄筋コンクリート造の校舎で多く発生
  • 雨掛かりとなる屋上パラペット付近や開口隅部、コーナー部からの仕上げモルタルの剥落が顕著
  • その他、庇や外壁等の出隅部からのコンクリートの落下も多い

※1:気候条件等(降雨雪量や塩害など)により劣化の進行が異なる

外壁等の剥落危険性の大きい箇所イメージ図
外壁等の剥落危険性の大きい箇所イメージ図
外壁等の落下により人に危害を加えるおそれのある部分イメージ図
外壁等の落下により人に危害を加えるおそれのある部分イメージ図

防災拠点としての
学校施設の重要性

地震や台風などの自然災害時に避難先として、学校や公共施設が拠点として利用されるケースが増えてきています。
学校や公共施設が防災拠点として機能するためには、建物自体が安全であることはもちろん、利用者の安全も確保しなければなりません。
「予防保全」の考え方のもと、地震による外壁剥落のような2次災害を起こさないためにも、安全性の高い外壁剥落防止工法を選択するのが望ましいと言えます。

012次災害による外壁剥落

2次災害とは、地震によって建物が倒壊することによる直接的な被害ではなく、地震の振動により、建物からタイルが落下して、人や物に被害が及ぶことです。避難中、避難先で余震によってタイルが剥落する事例が、実際に東日本大震災でも発生しています。

02防災拠点として求められる安全性

耐震性能や機能性、交通の便など様々な要素があります。 防災拠点となる学校施設では非構造部材の耐震対策が特に重要です。余震などでタイルやモルタルが落ちないように対策する必要があります。

防災拠点としての学校施設の重要性

児童・生徒だけでなく
地域の方々を守るためにも 学校施設のメンテナンス
は必須です

外壁剥落の原因と改修方法

外壁タイル・モルタル剥落の原因

どんな建物でも、外壁の剥落は起こりえます。経年劣化、雨水や気温差など気候の影響などで、接着剤やモルタルなど壁に貼り付けているものの力が弱くなることによって、タイルやモルタルの浮きの状態が発生します。また、建物躯体(鉄筋コンクリート)の収縮や振動などによって、ひび割れ等も発生します。
そして、このような劣化が進んだ状態で、地震や振動の影響を受けるとより落下の可能性が高まります。
外壁タイル・モルタル剥落の原因の図

一般的な補修方法
「部分改修」の問題点

部分改修(注入工法など)は低コストで改修できることがメリットですが、劣化した個所のみを補修する「事後保全」の考え方となります。
ひび割れや浮きが特定された場所のみを補修するため、見逃された場所、今は大丈夫でもこの先劣化する場所が残されてしまい、補修しなかった箇所が今後ひび割れ、浮きが発生し、はく落する可能性があります。
また、補修業者は補修した個所の保証はしますが、補修しなかった場所の保証はないため、安心できません。
部分改修の図

部分補修だけではない全面改修

劣化部のみの改修工事では実現できなかった潜在的な”浮き”に対処する考え方で、外壁面全体で剥落事故を防ぎます。
劣化した個所だけでなく、外壁面全体をアンカーピンとウレタン樹脂で覆い、タイルやモルタルの剥落を防止します。
このような面で覆う剥落防止工法は初期レベルより剥落安全性が向上することも確認されています。
全面改修の図

予防保全を実現するKGKの外壁剥落防止工法

建物の修繕工事は傷んだところを修理するだけでなく、潜在的な劣化に対しての予防工事をすることができます。
長期的安心に過ごせるよう、また災害時の不安を少しでも減らせるよう将来の剥落を防止できるKGKの剥落防止工法をご提案します。

KGKの剥落防止工法の特徴

POINT

01

豊富な実績

剝落防止工法提供開始から10年以上、
多くの実績と知識があります。

POINT

02

剥落安全性の向上

建築時より剝落安全性が向上
震度5の揺れでも剥落しない

POINT

03

高い施工品質

正しい知識を持つライセンス所持者が
工事を担当。責任施工で安心

POINT

04

工期短縮

防水性能もある高強度のウレタン樹脂を使用
左官技術不要・ネット不要で工期短縮

POINT

05

保証制度

元請け・KGK・施工会社・メーカーの
共同保証で、もしもの時にも安心です。

POINT

06

デザイン

建物を覆う樹脂は透明・不透明が選択可能
意匠維持、変更どちらも可能